事実婚

事実婚って実際どう?メリット・デメリットは?

こんにちは。
現在、0歳男の子の育児をしているアラフォー事実婚夫婦のブログです。

このブログでは、事実婚夫婦のリアルについてやマタニティ・育児に関わることなどを紹介していけたらと思っています。

今回のブログでは、
事実婚って実際どうなの?ということについて紹介します。

私たち夫婦はお互いに働いています。
お互いに働いている場合、
結婚した時点では、事実婚を選択してデメリットに感じることはほぼなかったです。
(人への説明が少し困るくらいです)

子供ができると手続き面では、少しステップが増えたり、確認しなくてはいけないことが増えるので、多少大変なことはありますが、産院でも事実婚なので旦那さんの立ち合いができないなどもなく、法律婚との差を感じたことはありませんでした。(病院によるとは思います)

そんな中でも感じた、メリット・デメリットを紹介します。

事実婚とは?

法律婚とは異なり、婚姻届など一定の手続きを踏まずに、両者が結婚の意思があり、共同生活をしている場合、事実婚として定義されます。

なぜ事実婚を選択したのか?

法律婚をし名字が変わると、銀行やクレジットカードなどあらゆるものを新姓で手続きしないといけないという煩わしさはあったのですが、そういった手続きを避けたいといった理由ではなく、私の両親が名字を残したいという気持ちが強かったからです。

もちろん、彼が私の名字を名乗るという選択肢もあったのですが、彼がフリーで仕事をしていたということもあり、法律婚・事実婚を選択した場合のメリット、デメリットを天秤にかけた場合、事実婚を選択するのがお互いにとって一番良い選択肢だろうということになりました。(夫婦別姓が認められたら籍を入れる予定です)

事実婚のメリットは?

1.旧姓のままでいられる

届出をしないため、夫婦別姓が可能で旧姓のままでいられます。
もし実家の戸籍に残りたいという希望がある方は、そのまま親と同じ戸籍に残ることが可能です。(子供の出生届を出すと、母親を筆頭者とする新しい戸籍が作られ、子どもは母の戸籍に入ります。)

2.手続きが何もいらない

結婚しても旧姓のままなので、銀行、クレジットカードなどの名義変更がいらず、手続きをすることは何もないです。
※住民票に、妻or夫(見届け)の記載をすることも可能ですが、私たちは特にそういった手続きはしていません。ただ、今後事実婚を証明する書類として活用する可能性があるため、住民票への記載をお願いしようと思っています。

これはメリットに感じる人もいるかもしれませんが、万が一、離婚した場合も戸籍に残ることはありませんし、手続きをする必要もありません。

事実婚のデメリットは?

1.税金の控除などが受けられない

事実婚では税金が軽減される「配偶者控除」や「扶養控除」が認められません。なので入籍していない場合、税金の負担で損をしてしまう場合があります。
私たち夫婦はお互いに働いており、今のところ必要がないので特にデメリットには感じていません。

2.遺産相続

事実婚の場合、結婚相手に遺産などの相続権がないため遺産の相続ができません。遺言書を作成すれば相続は可能ですが、相続税がかかります。
生前贈与などの方法もあるようですが、今のところ子供に遺産相続をする予定です。

3.子供の認知が必要

事実婚の場合、子供は母親の戸籍に入り、親権も共同親権ではなく母親のみになります。生まれてきた子供と父親との親子関係を法的に認めてもらうためには、父親が認知の手続きをする必要があります。(認知届)
認知の手続きをすれば、父親からの扶養や相続を受けることができます。
認知手続きについて→https://fighting-mom.com/jijitsukon-birthcertificate/

4.生命保険の受取人になれない

生命保険の受取人については、原則、受取人にはなれないのですが、条件付きで、事実婚でも受取人を夫にすることが可能な保険会社があります。私が入ろうとしていたライフネット生命では、受取人を事実婚の夫にすることが可能でした。
参考→https://www.faq.lifenet-seimei.co.jp/faq_detail.html?id=22015

私は、子供のために保険加入をしようと思っているのと、相続税の観点から子供を受取人にする予定です。

以上が、私たちが感じた事実婚でのメリット・デメリットです。

最近は、事実婚を選択する芸能人が増えたりと、以前より事実婚について耳にする機会が増えたと思います。不妊治療の助成費に事実婚夫婦が対象になったりと、国の制度もどんどん柔軟になっているように感じています。今後、法律婚と事実婚の差がどんどんなくなっていくのかなと個人的には思っています。

もし、今事実婚を選択するか悩んでいる方がいたら、少しでも参考になると嬉しいです。